本の内容
超音速旅客機コンコルドのストーリー!
コンコルドはイギリスとフランスが共同開発し、
ブリティッシュエアウェイズとエールフランで
運用された音速旅客機です。
巡航速度はマッハ2.04(時速2160km)、
高度は通常の旅客機の2倍近い
5万5000〜6万フィートで飛行することができました。
しかし、そのシャープなボティゆえに、
乗客の定員はわずか100人で、
燃費が悪いため長距離の飛行が
不可能なのが欠点です。
また、通常よりも長い滑走路が必要な点や、
音速飛行により発生する衝撃派のエネルギーにより、
地上の窓ガラスが割れるなどの懸念もありました。
そのため、当初発注していた航空会社が
注文を相次いでキャンセル。
わずか16機しか生産されることは
ありませんでした。
さらにコンコルドは、2000年7月25日に
墜落事故が発生。
2001年9月11日に発生した
アメリカ同時多発テロによって、
低迷していた航空需要下での
収益性改善が望めなくなった事で、
2003年5月にエールフランス、
同年10月24日にブリティッシュ・エアウェイズが
営業飛行を終了。
コンコルドは、2003年11月26日の
ヒースロー空港着陸をもって
全機が退役しました。
本書は、超音速飛行を追求した美しいデザインや
(ほぼ)唯一の超音速旅客機であった
現在でも根強い人気を持つ
コンコルドのストーリー写真集です。
製造の様子や、飛行中のコンコルドの
写真が掲載されているのはもちろんですが、
コックピットや機内の座席、
トイレも掲載されています。
また、巻末には年表形式で誕生から
退役までの出来事が紹介されています。
洋書のためテキストは英語となりますが、
写真も数多く掲載されていますので、
英語が苦手でも楽しめます。
状態について
中古本となります。若干のカバーの汚れがあります。
ハードカバー: 128ページ
洋書のサイズ: 13.1cm x 19.0cm x 1.3cm