本の内容
無表情な狂気!
『キッズ』や『ブリー』など
映画監督としての活動も目立つ
写真家ラリークラークの
71年の処女作『タルサ』
彼の地元オクラハマの
タルサで暮らす友人達
(ジャンキーや売春婦)
を被写体にしている。
ラリーは父親との確執や
争いの耐えない荒れた
家庭環境に育ち、
思春期以前にドラッグに
染まった少年時代を過ごした。
そんなラリーにとって生きるとは
どういうことなのだろうか。
ラリークラークは、作品から自分の
感情を排除しているようにも見える。
だからこそ誠実でリアルな印象を受ける。
この写真集は誠実で純粋な凶器である。
状態について
中古本となります。若干の表紙の擦れがありますが、
ページの破れや書き込みなく綺麗な状態です。
発行年: 2000年
言語: 英語
ペーパーバック: 64ページ
洋書のサイズ: 30.5cm x 23.0cm x 0.6cm