本の内容
ティファニーのデザイナーが生み出す
目もくらむばかりのジュエリーと、
素晴らしいファッション写真が、
ティファニーのデザイン責任者
ジョン・ローリングの最新著書で
ひとつになっている。
ローリングは、最高級ジュエリーなどの
高級品を提供する卓越した
商売人という視点から、
アメリカンスタイルに関する
すばらしい著書を数多く
世に送り出している。
ファッション専門家は、ココ・シャネルと
彼女の1924年の「小さな黒いドレス」が
現代ファッションの扉を開いたと考えている。
しかし、スタイケンやヒロといった
有名写真家の手による偉大なファッション写真と、
究極のファッションアクセサリー
としてのジュエリーこそが、
ファッションを今日のような
きらびやかな産業へと押し上げたのだ。
同時代に成長してきたファッション写真と
高級ジュエリーを、250点もの魅力的な写真で追う
『Tiffany in Fashion』は、
まさに視覚的饗宴だ。
リチャード・アベドンが
ハーパースバザール誌のために撮影した
社交界向けファッション写真では、
エリザベス・テイラーの裸の背中を
優美なティファニーの養殖真珠が飾り、
スカビューロの手による写真には、
自らデザインした重みのある
金のイヤリングとブレスレットや、
多角形のアメジストの指輪や、
クリソプレーズのブレスレットを
身にまとったパロマ・ピカソの姿が
映し出されている。
「アメリカファッション界のゴッドマザー」
エレノア・レンバートと、
アメリカ人ファッションデザイナーの重鎮
ジェームズ・ガラノスの個人的な回想録が、
ジョン・ローリングの情報量豊かで
魅力あふれる本書に花を添えている。
洋書のためテキストは英語ですが、
写真が多く掲載されているため、
英語が苦手でも楽しめます。
状態について
中古本となります。若干のカバーの擦れがありますが、
ページの破れや書き込みなく綺麗な状態です。
発行年: 2003年
言語: 英語
ハードカバー: 272ページ
洋書のサイズ: 31.3cm x 24.0cm x 2.7cm